独立開業を成功させる
独立開業した後は、新規客の獲得対策、リピート対策を行い、多くのお客様に来店していただけるように仕向けていかなくてはなりません。
また、オープン当初に設定したサービス内容、品揃え、接客の仕方などで、必ず不都合な面も発生してくるので、常に見直し、変更していく必要があります。
より多くのお客様に、より良いサービスを提供できるよう努力を続け、独立開業を成功させましょう!
Contents
新規客の獲得対策
新規客を獲得するのに、最も大切なことは「まず、お店の存在を知らせ、興味をひく。」それがすべての始まりです。
いろいろな場所、いろいろな媒体にいる未来のお客様に、あなたのお店を効果的にアピールしましょう。
新規客の集客は、すべての売上げにつながる最も重要な課題です。
いろいろな集客方法がありますが、どの方法が有効かは、やってみなくては分かりません。まずは無料、または低価格で出来るものから始めて、余裕が出来たら新しい集客方法もテストしていくようにしましょう。
良いサービスを提供していれば、それが口コミで自然に伝わって、お客様がどんどんやって来る。そうなれば理想かもしれませんが、実際にはまず期待できません。
「自ら仕掛けてお客様を集めるんだ!」という強い意識を持って、継続的に取り組むことが重要です。
基本的な新規客の獲得対策
ホームページ集客
最近は、多少、年配の方でも、スマホやパソコンで検索する事が当たり前の時代です。
ホームページは、24時間フル稼働してくれ、サーバー代、ドメイン料金を入れても安い場合は年間で3千円程度の経費で済みますので、最も費用対効果が高い告知方法とも言われています。
ただし、専門業者に依頼すると制作費に数十万円もかかってしまう場合もありますので、自作ソフトや無料制作システムを利用して、自分で制作するのも方法です。
ホームページのメリットは載せられる情報量に制限がないことです。
業者に依頼する場合は、ページが増えると費用も跳ね上がるので、載せる情報を精査しなければなりませんが、自作する場合は、可能な限り詳しい情報を載せてください。
そうしておけば、他の情報量が限られた媒体(チラシ、フリーペーパー、ショップカード等)から誘導させることによって、全体的な集客効率が良くなります。
自分で制作する時は、お客様が検索しそうな言葉、例えば「地名+アロマサロン」「アロマスクール+地名」をページ内に取り入れ、検索エンジンの上位に来るような対策(SEO)をしたり、業種別の検索サイトに登録するなどして、できるだけ多くの人に見てもらえるようにしましょう。
第2、第3のサイトを持つ
また、「エキテン」や「お店のミカタ」のように、地域情報の検索サイト内に、無料で自店のホームページを作ることができるサービスもあるので、第2、第3のサイトとして利用するのも良いでしょう。
ソーシャルメディア(SNS)
ソーシャルメディアは、ほとんどの人が利用しているため、無料でできる新規客獲得対策としては、最も取り組みやすいものでしょう。
現在は、1日のうち2時間も3時間もスマホの画面を見ている人も珍しくありません。その中で、ソーシャルメディア利用の占める割合が特に高いので、この媒体を集客にうまく利用することが重要です。
特に、INSTAGRAM、FACE BOOK、※ツイッター、※LINEに代表されるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、友人同士のコミュニケーションツールなので、どちらかというと、既存顧客との関係性を深めるのに、大いに役立ちますが、利用者同士のつながりで情報が拡散される機能があるため、新規客の獲得にも有効です。
※ツイッター、LINEは厳密にはSNSではないとされていますが、ここでは便宜上SNSとして扱います。
使い方としては、
・お店の情報を配信する(イベント、新メニュー、会員募集、プレゼント等)
・スタッフやお店のエピソードを配信する(人柄、お店柄を伝える)
・コメントをする(会話で関係性を深める)
・シェア、リツイート等で情報を拡散する(相互協力で関係性を深める)
・いいね!フォロー等をする(友人を増やす)
この5つがメインで、これらを継続に行うことにより、多くの人に、あなたがどんな人柄(お店)であるのかが伝わり、やがて来店へと結びつくのです。
最初は、目に見えるほどの集客効果はありませんが、お客様と、いつでもコミュニケーションを取れるだけでも大いに役立ちます。あなた自身が楽しみながらやってみてください。
名刺・ショップカード
名刺やショップカードも重要な新規客獲得ツールです。
名刺には基本情報だけではなく、似顔絵や顔写真を載せたり、裏面にはお店の特徴を載せたりと、できるだけ印象に残るものにするのがベターです。最近は、2つ折りや4つ折り、じゃばら式などいろいろな形式があり、情報を多く載せることが出来るので、何を載せたら有効かアイデアを考案してみましょう。
ショップカードは、店頭やレジ横に置くだけではなく、近隣の他業種店舗と協力して互いに置きあったり、クーポンとしても利用できるようにして、知人などに配ってもらう事も出来ます。
せっかく作るのですから、出来るだけ有効活用できるようにしましょう。
店頭等の設置チラシ
お店のチラシやパンフレットは、業者に印刷を依頼する方法もありますが、それほど量を必要としない場合は、とりあえずパソコンで自作しても良いでしょう。
本屋さんやパソコンショップで、様々なデザインのチラシの雛型を収録したCDソフトが売っていますので、それを利用すると簡単に制作できます。
掲載する情報としては、お店の特長、メニュー、店名、住所、電話番号、営業時間、マップなどの基本情報の他に、特典クーポンをつけると効果的です。
クーポンは、反応率を高める意味もありますが、利用された枚数を集計する事によって、費用対効果を計測する意味合いもあります。
いくら投資して何人(いくら)の集客が出来たかを把握しないと、広告の良し悪しを判断することができません。どんな媒体を利用する時にも、できるだけつけるようにしましょう。
チラシの設置場所
店頭の壁面に、アクリル製のチラシボックスを取り付けて、いつでも持っていけるようにしておくことは当然ですが、駅や地域の公共施設などに、パンフレットやフリーペーパーの設置台があるところがありますので、自店の近くで見かけたら積極的に問い合わせてみましょう。
また、近隣の商店や飲食店、理美容室、書店など、不特定多数の人が来店する場所に置かせてもらうのも良い方法です。
手配り・ポスティング
手配り(ハンドアウト)
手配りは、通行する人にチラシやクーポン等を配布することで、オープンやイベントの時など、近隣の人に多く知ってもらいたい時に非常に有効です。
チラシだけでなく、ティッシュ入りや小さなグッズとともに配ると、受け取ってもらいやすくなりますが、1番のポイントは、何のチラシであるかをハッキリ伝えながら、笑顔で差し出すことです。
よく、何も言わずに無差別に差し出している人がいますが、時間とチラシの無駄になっていまいます。
店頭で行う場合は問題ありませんが、駅前等で行う時は許可が必要な場合があるので、最寄りの交番に問合せてください。
店頭で行う場合は問題ありませんが、駅前等で行う時は許可が必要な場合があるので、最寄りの交番に問合せてください。
ポスティング
ポスティングは、ご近所の郵便ポストにチラシを一軒ずつ投函する告知方法です。こちらも、お店の告知だけでなく、クーポンや割引券をつけると有効です。
自分で行う事も出来ますが、1枚当たり数円のコストで代行してくれる業者もあるので、予算が許せば依頼するのも良いでしょう。
どちらの方法も、チラシを手作りして、自分で配布するなら経費はほとんどかかりません。面倒で根気がいる作業ですが、毎日少しずつ配布していれば必ず効果がでます。
時間と曜日を決めて1回30分とか1時間を目安に始めてみてはいかがでしょうか。
店頭看板
店頭看板は、設置しておくだけで、道行く人に、お店の存在をアピールできる有効な集客方法です。
実際にお店の前を通っているということは、インターネットやチラシを見ている人より、お客様になっていただきやすいとも言えます。あなたのお店に、興味を持っていただけるよう、できるだけ多くの情報を伝えるようにしましょう。
ポール式の看板、点灯式のスタンド看板、パラペットサイン、ウインドーサイン等いろいろな種類があります。大きさにもよりますが、1枚数万円程度で制作できますので、予算に合わせて設置しましょう。
イーゼル式・A型看板
また、イーゼル式やA型、壁掛け型等の書き換え可能な看板が売っていますので、マーカーで、お店のコンセプトや特長(ウリ)、おすすめ商品を書いておき、ウェルカムボードにすると良いでしょう。
その場合、文字情報ばかりではなく、アイキャッチとして、店内や商品の写真、スタッフの顔写真、イラスト等も取り入れ、どんなお店なのか、一目で分かるようにすることが大切です。
その他では、駅前の案内図、電柱、近くの駐車場などに安価で掲示できる場合がありますので、良さそうなものがあったら問い合わせてみましょう。
フリーペーパー・ミニコミ誌・雑誌
地域のフリーペーパー・ミニコミ誌も商圏内のお客様に告知する方法として有効です。
発行部数が多いため、1枚当たりの単価が、他の広告より安いのが特長ですが、掲載できる情報量が限られているのがデメリットです。
また、一般的にはペラの広告よりも保存率が良いため、効果が長続きすると言われています。
地域によっては、小さな枠なら2、3万円程度から掲載できますので、まずは一度テストしてみることをおすすめします。
ネットで「フリーペーパー」と検索すると、全国のフリーペーパーやミニコミ誌を探せますが、駅や本屋さんに置いてあるフリーペーパーの会社に問い合わせてみても良いでしょう。
新聞の折り込み広告
新聞の折込チラシも、オープン時など、一気に告知したい時に有効な手段です。折込枚数や印刷するチラシの大きさ、色等によって料金は違いますが1枚当たり3~4円程度から利用できます。
千枚単位から利用することも可能ですが、反応率はセンミツ(千枚に3件)とも、マンミツ(1万枚で3件)とも言われていますので、やる場合は、最低でも1万枚以上配布するのが目安です。
また、地域新聞やフリーペーパー等の折込広告もあり、一般紙より安く利用できる場合が多いので、自宅に届いているものがあったら、問い合わせてみると良いでしょう。
折り込み広告は、印刷費用を含めると、一度に最低でも10万円程度~かかるので、内容や枚数など慎重に検討してから利用してください。
口コミ・近隣へのあいさつ
地元の人やお客様からのクチコミは、広告に比べてコストがかからず、知り合いからの情報なので成約率も高いことから、地域密着型の小さなお店にとっては、非常に有効な新規客の獲得手段です。
お店の近隣の方への挨拶はもちろんですが、地域のコミュニティや商工会・組合の集まりへも積極的に参加して、できるだけ「顔」を売るようにすることが大切です。
人間関係を作っておけば、特にお願いしなくても、お客様になってくれたり、紹介をしていただける場合があります。
口コミを増やすためには、お客様に期待するだけではいけません。
ショップカード、紹介カード等の手渡しツールを作ったり、紹介特典の制度を作ったりと、口コミが起こりやすい環境作りをする事が重要です。




